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泡盛の度数違い。どちらが美味しいのか



今回もお客様からのご質問からです。


アルコール度数が高い泡盛・低い泡盛。

どちらが美味しいのか?


『どちらが美味しいのか』は正直お客様のお好みになりますが、泡盛の度数について少し説明を。


通常蔵元では、44度で貯蔵した泡盛を各製品になるように水を加えて度数調整をします。

度数違い成分


 【水で割ったときのイメージ図】
 度数違い

44度の泡盛(アルコール)に溶けていた香りや旨味の成分(油成分)は水に溶けることができませんので、30度・25度と度数が下がるにつれて、香りや旨味の成分は少なくなってきます。


この香りや旨味の成分はアルコールに溶けている間は美味しく頂けるのですが、水に溶け切れない成分は長時間放置しておくと、お酒の風味を落としてしまいます。

そのため、30度・25度の泡盛は、溶け切れなくなった成分を取り除き(ろ過)、商品化をします。



【製品の泡盛のイメージ図】
度数違い製品


44度と25度では含まれる、香りや旨味の成分の量が違うのでアルコール度数が下がると味が薄くなったと感じるのです。



早とちりはしないでください!!

“香り・旨味の成分がお酒の風味を落とす”と書きましたが、これはあくまでも、長時間(大体1週間以上)放置した場合です。


家飲みの場合、グラスに泡盛を注いでお水で割ってすぐに飲むと思います。お水で割って長時間置かない場合は香りや旨味の成分は悪さはしません。
逆に、香りを強く感じ、コク・甘みを感じ、美味しくお飲みいただけます。


【家飲みの時の泡盛のイメージ図】
度数違い4

アルコール44度泡盛をお家でお水で割って20度位にしたとします。
すると、44度分の美味しい成分を飲むことができるのです。


“30度や25度ではちょっと薄いな” “しっかりコクを感じたいな”という方は高いアルコール度数。

“そこまで味は濃くなく飲みやすいのがお好み”という方は30度や25度を選ぶとよいでしょう。

30度や25度の商品は標準的に美味しく飲めるように蔵元が調整したお酒ですから。


(沖縄では30度の泡盛が定番です。)
コラム

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